そして、クラスのグループトークに招待されたのはその日の夜だった。


してくれたのは綾音。


クラスの一員になれた気がして、すごく嬉しかった。


これがきっかけで友達も増えるかもしれないし!


そう思うとすごくわくわくした。


その後何人かの女の子がわたしを追加してくれて、メッセージを送って。


少しだけど増えた、友達の数。


「えへへっ」

「なぁに?にやにやしちゃって」

「んーん、べつにぃ〜?」


夜ごはんを食べていても、にやにやはとまらなくって、お母さんに気味悪がられちゃったけど…


でも気にしないっ。


あぁ、青春ってこうゆう感じで始まっていくのかなぁ。