「キャァァァァ!」

「苑田くぅーーーん!!!」

五月蝿いわね。
お黙りなさい、女子達。

そいつは、私が作ったロボットよ。
アンドロイドよ。

きゃーきゃー言ってる暇があるならば、勉強したら。

「………………♪」

阿呆な女子達に囲まれて、ぎこちなく笑っている苑田。

知らないのね、自分自身も。
まさか、自分がロボットだなんて、知らないわね。

「………♪」

何かノリノリだわ。
気持ち悪いわ。