「プルプル…」


「はい」

「あ、幸人… あたし美奈」


「え、美奈??」


「うん、そう
あのね、最後に電話したくて」




「最後…??」
なんか嫌な予感した…






「あのね、あたしもう死ぬの…
ごめんね、大好きだった… ありがとう…」



「お、おい なに言ってんだよ」




「あたしね…病気なの
疲れちゃったの…ごめん
あたしと出会ってくれてありがとう」


「なに、い…ってんだよ」



「お手紙下駄箱見てね

ばいばい…幸人」



「あ、おい!美奈」







「プチッ」