07(れな)ちゃんHBD‼
敬称略で書かせてもらいます(o*。_。)oペコッ
*この小説はフィクションです
れな視点
日が高い時間が伸びて、帰り道もだいぶ明るくなったこの時期
少し湿ったむわっとした空気が頬を撫でていく。うっとおしいと思いながらも首にあたる髪を少し払ってまた歩を進めた
『あっついねぇ、この世界ってこんなに息苦しいんだぁ』
よく知った、というか毎日嫌でも聞く音
それが頭に直接響く、鈴の音が響くように心地よく響いた
『あー、見えてない?だよねぇ~こっちの世界始めてきたから慣れないや~』
きょろきょろと周りを見回してみても何も、誰も見えないし…
ただ、その姿は知っている、今は見えてないけど・・・
『我が姿を変えよ!!リリアル!!』
目の前につむじ風が起きてその風が収まるとその中心に立っていたのは案の定
「エマ…」
「えー、反応うっすー」
口をタコのようにして、ムーっと膨れる目の前にいる彼女
「いや、なんか、え、っとまだ実感ないっていうか、なんというか、リアクション取れるほど余裕がないっていうか…」
いや、予想してても、いきなり目の前に青と黄色の髪した女の子が目の前に現れたら誰だってこうなるでしょ
真顔かもしれないけれど、頭の中はてんてこまいで真っ白で・・・
「まぁまぁ!!なんにもない日にこんな風にこっちの世界に来れるわけないからね??」
「じゃあ、今日は何かある日ってこと??ハッまさか私の命日とか⁉アリサの魔法で・・」
「わーわーわー!!違う違う!!ていうか自分の誕生日も忘れてるの⁉」
私の言葉遮って喚きだしたエマはふわふわと未だ宙に浮いたまま目の前を横切りまくってる
なんとか現状を受け入れつつあるけど、目の前をヒュンヒュンと横切られたら違和感しかない
「って、誕生日ぃぃぃぃぃぃい⁉」
「私に負けず劣らず声大きいね~」
平気そうに漂ってるし…
「すっかり忘れてた、レポートとかテストとかで全部吹っ飛んでた」
「まぁ。こっちの世界は苦しそうだもんね~まぁ、スフィーダも課題量は異常だけど」
だろうね…・世界最高峰の魔法学校ともなれば私の比ではないくらいだろうなぁ
絶対に行きたくない、これ以上の課題の量とか考えただけでぞっとする。この暑さなのに背筋が凍る!!
「って。課題のことはどうでもいいんだよ!!誕生日おめでとう!れなち!!」
そう言って手のひらを前に出して、小声で何かを唱えた
あぁ、惜しいことした!目の前の詠唱聞き逃した!!
なんて思っているウチにエマの手の中に小さな輝きを放つドーム状のもの
「精霊さんに力を借りて、スノウドームっていうの??作ってみた!!良かったら貰って?!」
ニコニコと微笑む彼女からそっとそれを受け取ると私の手に移ってもなお輝き続けるそれはとてもきれい
「ありがとう、エマ」
「ううん!!おめでとう、れなち!!」
敬称略で書かせてもらいます(o*。_。)oペコッ
*この小説はフィクションです
れな視点
日が高い時間が伸びて、帰り道もだいぶ明るくなったこの時期
少し湿ったむわっとした空気が頬を撫でていく。うっとおしいと思いながらも首にあたる髪を少し払ってまた歩を進めた
『あっついねぇ、この世界ってこんなに息苦しいんだぁ』
よく知った、というか毎日嫌でも聞く音
それが頭に直接響く、鈴の音が響くように心地よく響いた
『あー、見えてない?だよねぇ~こっちの世界始めてきたから慣れないや~』
きょろきょろと周りを見回してみても何も、誰も見えないし…
ただ、その姿は知っている、今は見えてないけど・・・
『我が姿を変えよ!!リリアル!!』
目の前につむじ風が起きてその風が収まるとその中心に立っていたのは案の定
「エマ…」
「えー、反応うっすー」
口をタコのようにして、ムーっと膨れる目の前にいる彼女
「いや、なんか、え、っとまだ実感ないっていうか、なんというか、リアクション取れるほど余裕がないっていうか…」
いや、予想してても、いきなり目の前に青と黄色の髪した女の子が目の前に現れたら誰だってこうなるでしょ
真顔かもしれないけれど、頭の中はてんてこまいで真っ白で・・・
「まぁまぁ!!なんにもない日にこんな風にこっちの世界に来れるわけないからね??」
「じゃあ、今日は何かある日ってこと??ハッまさか私の命日とか⁉アリサの魔法で・・」
「わーわーわー!!違う違う!!ていうか自分の誕生日も忘れてるの⁉」
私の言葉遮って喚きだしたエマはふわふわと未だ宙に浮いたまま目の前を横切りまくってる
なんとか現状を受け入れつつあるけど、目の前をヒュンヒュンと横切られたら違和感しかない
「って、誕生日ぃぃぃぃぃぃい⁉」
「私に負けず劣らず声大きいね~」
平気そうに漂ってるし…
「すっかり忘れてた、レポートとかテストとかで全部吹っ飛んでた」
「まぁ。こっちの世界は苦しそうだもんね~まぁ、スフィーダも課題量は異常だけど」
だろうね…・世界最高峰の魔法学校ともなれば私の比ではないくらいだろうなぁ
絶対に行きたくない、これ以上の課題の量とか考えただけでぞっとする。この暑さなのに背筋が凍る!!
「って。課題のことはどうでもいいんだよ!!誕生日おめでとう!れなち!!」
そう言って手のひらを前に出して、小声で何かを唱えた
あぁ、惜しいことした!目の前の詠唱聞き逃した!!
なんて思っているウチにエマの手の中に小さな輝きを放つドーム状のもの
「精霊さんに力を借りて、スノウドームっていうの??作ってみた!!良かったら貰って?!」
ニコニコと微笑む彼女からそっとそれを受け取ると私の手に移ってもなお輝き続けるそれはとてもきれい
「ありがとう、エマ」
「ううん!!おめでとう、れなち!!」