彩葉さんHBD!!!
舞台:傾月の約束+きみであの人たちが住むシェアハウス物語
(勝手にお名前拝借しています。)
では物語の始まりです✨
彩葉視点
朝、目覚ましがなる数分前に目を覚まし、ベッドから降りる
パジャマから着替えつつ、壁に掛けたカレンダーを見る
今日は金曜日だから私が朝ごはんの担当ね
大学への用意も済ませ、顔を洗いに共同スペースへ
冷水で顔を洗うと完全に目がさめる
軽くスリッパの音が響きながら廊下を渡り、キッチンのあるリビングダイニングへ
いつもは静まり返っているはずのそこはなんだか妙に騒がしい
話し声と物が行きかう音がひっきりなしにそこから聞こえている
何事かとそっとドアを開けるとその音はさらに鮮明に聞こえだす
「いえなさん料理班の方どうですか?」
「あと少しかしら?おもちちゃんの方はどう?」
「ケーキならばっちり冷やしてる!のぞみちゃん飾りつけの方は?」
「リハーサルばっちりだよ~!あっないるん高いとこやって!」
全員集合で、なにやら準備中のようす
「あっ彩葉さん…!おはようございまぁすっ!」
「え⁉」
五味ちゃんが私に気づいたて挨拶してくれたんだけど…
ダッと立ち上がって私の目をふさいだ、周りの声と言えば焦った声や苦笑い
「彩葉ちゃん、あと少しだけそのままで」
すずめさんの声が聞こえて、何がなんだかわからないけれど、言われた通りそのままでいる
入口付近から五味ちゃんの手に導かれてみんなが何かしている中、ソファに腰かけた
それから数分後…
「長い間ごめんね」
ぱっと手を離した五味ちゃん、目の前にはいつもと変わらない光景
いえなさんと、シノンさんとすずめさんとまよちゃんがコーヒーを飲みながら世間話に
おもちちゃんとはななんとのぞみちゃんとりおちゃんは今日の授業の話
しおりんと杏莉ちゃんとれなちゃん、Mi$tyちゃんと五味ちゃんは私のそばでソファに座って朝ごはんを食べながら談笑
他の人たちもなんだかんだご飯を食べながら話し合っている
「今日、ご飯当番私じゃなかった?」
そう聞けばギクッとれなちゃんは肩を揺らして
「気にしないでっ私がつくりたかったから作っただけだよ」
冷や汗を流しながらそう言った
変だなぁなんて思いながら目の前にいつの間にか用意されていたプレートに手を伸ばす
*
*
*
大学の講義が終わり、すでに日が傾いている
少し早足になりながら、家を目指す
_トントン
誰かに肩を叩かれ、振り向くと
「い、彩葉さん!!なんでそんなに焦ってるんですか?」
若干ひきつった笑顔を浮かべたコメ君が立っていた
「もう暗くなるから、急いでかえらなきゃって思ったら自然と早足になっちゃって」
そう言うとホッと顔を緩めて
「そうっすか、でもたまにはゆっくり歩いて帰りませんか?ほら!俺もいますし、もう一人じゃないですし!!」
ね!ね!!っと勢いに負けた形で進めるスピードを落とした
隣では絶えずにコメ君が話を振ってくれている
そうこうしているうちに家についた
「ただいま~!」
コメ君がドタバタとリビングに走っていったのに続く
ガチャッ
パーンパーンパーン!!
大きな音とともに飛んでくる紙吹雪と鼻をかすめる火薬のにおい
「「「「彩葉さん!!お誕生日おめでとうございます‼!」」」」
あぁ、今朝からの様子がおかしかったのはこれだったんだ…!
************************
本当にお誕生日おめでとうございます‼
今日中に例のあれも届くと思うので…‼
素敵な20歳ライフ送ってね✨
舞台:傾月の約束+きみであの人たちが住むシェアハウス物語
(勝手にお名前拝借しています。)
では物語の始まりです✨
彩葉視点
朝、目覚ましがなる数分前に目を覚まし、ベッドから降りる
パジャマから着替えつつ、壁に掛けたカレンダーを見る
今日は金曜日だから私が朝ごはんの担当ね
大学への用意も済ませ、顔を洗いに共同スペースへ
冷水で顔を洗うと完全に目がさめる
軽くスリッパの音が響きながら廊下を渡り、キッチンのあるリビングダイニングへ
いつもは静まり返っているはずのそこはなんだか妙に騒がしい
話し声と物が行きかう音がひっきりなしにそこから聞こえている
何事かとそっとドアを開けるとその音はさらに鮮明に聞こえだす
「いえなさん料理班の方どうですか?」
「あと少しかしら?おもちちゃんの方はどう?」
「ケーキならばっちり冷やしてる!のぞみちゃん飾りつけの方は?」
「リハーサルばっちりだよ~!あっないるん高いとこやって!」
全員集合で、なにやら準備中のようす
「あっ彩葉さん…!おはようございまぁすっ!」
「え⁉」
五味ちゃんが私に気づいたて挨拶してくれたんだけど…
ダッと立ち上がって私の目をふさいだ、周りの声と言えば焦った声や苦笑い
「彩葉ちゃん、あと少しだけそのままで」
すずめさんの声が聞こえて、何がなんだかわからないけれど、言われた通りそのままでいる
入口付近から五味ちゃんの手に導かれてみんなが何かしている中、ソファに腰かけた
それから数分後…
「長い間ごめんね」
ぱっと手を離した五味ちゃん、目の前にはいつもと変わらない光景
いえなさんと、シノンさんとすずめさんとまよちゃんがコーヒーを飲みながら世間話に
おもちちゃんとはななんとのぞみちゃんとりおちゃんは今日の授業の話
しおりんと杏莉ちゃんとれなちゃん、Mi$tyちゃんと五味ちゃんは私のそばでソファに座って朝ごはんを食べながら談笑
他の人たちもなんだかんだご飯を食べながら話し合っている
「今日、ご飯当番私じゃなかった?」
そう聞けばギクッとれなちゃんは肩を揺らして
「気にしないでっ私がつくりたかったから作っただけだよ」
冷や汗を流しながらそう言った
変だなぁなんて思いながら目の前にいつの間にか用意されていたプレートに手を伸ばす
*
*
*
大学の講義が終わり、すでに日が傾いている
少し早足になりながら、家を目指す
_トントン
誰かに肩を叩かれ、振り向くと
「い、彩葉さん!!なんでそんなに焦ってるんですか?」
若干ひきつった笑顔を浮かべたコメ君が立っていた
「もう暗くなるから、急いでかえらなきゃって思ったら自然と早足になっちゃって」
そう言うとホッと顔を緩めて
「そうっすか、でもたまにはゆっくり歩いて帰りませんか?ほら!俺もいますし、もう一人じゃないですし!!」
ね!ね!!っと勢いに負けた形で進めるスピードを落とした
隣では絶えずにコメ君が話を振ってくれている
そうこうしているうちに家についた
「ただいま~!」
コメ君がドタバタとリビングに走っていったのに続く
ガチャッ
パーンパーンパーン!!
大きな音とともに飛んでくる紙吹雪と鼻をかすめる火薬のにおい
「「「「彩葉さん!!お誕生日おめでとうございます‼!」」」」
あぁ、今朝からの様子がおかしかったのはこれだったんだ…!
************************
本当にお誕生日おめでとうございます‼
今日中に例のあれも届くと思うので…‼
素敵な20歳ライフ送ってね✨