チリチリチリチリチリ
『んん~。あと5分~…』

「菜々美~!起きなさぁい!」

『はぁい…』

私は30秒で支度し1階へと降りた。

『やべっ!遅刻しちゃう!!』

「こら!朝ごはん食べなさい!」

『そんな時間ない!!
いってきまーす!』

私はパンを咥え急いで家を出た。

ドタドタドタドタ

バンッ!!

『痛ったぁ~…』

「だ、だいじょうぶ!?」

『あ、ごめんなさい!じゃあ!』

「んぇ!?」


キーンコーンカーンコーン

ガラガラガラ

『っしゃ!セーフ!セーフだよね!』

「セーフじゃなーい!今日は先生の
お手伝いしてねー。」

『えぇ~…』

「どーんまい笑」

『絶対思ってないでしょ~。』

「あ、ばーれちゃった笑」

この子は かたおか りさこ

私の唯一の親友

『手伝いとかめんどくさーい…』

「だから、どんまいってば笑」

『思ってないのに…』