「不快だから黙れっつってんの」

周りの人間が静かになった
さあ中島につくのかそれともこのヤンキー女につくのか

クラスの連中は今必死にどっちにつけば安全に過ごせるのか考えているのだろう
暫く静寂が続いた

「なあかずま、お前もこの女うざいと思うよな?」

「うんまあ」

1人が答えれば皆そっちに流れる
「た、確かにちょっと空気がよめないっていうか・・・」
「そうかもね・・・」
最初は遠慮がちだった奴も中島側にまわって加勢してる人間をみて次第に声が大きくなっていった


「今時ヤンキーとか浮きすぎでしょだっさ」