「実は俺、紗江子と友達なんだよねー。」

「はっ⁉︎」


持っていた麦茶を落としそうになる?


なんでこいつが紗江子知ってんだよ。


「可愛いよなー。紗江子。」


「………」


なぜか可愛いという言葉を聞いて
イラっとした。


それは自分でも認めざるを得なかった


少しばかり紗江子のことが気になる。
そんな自分がいた。


「でもさ、あの子小梅に似てない?」
「………」