【敦side】


小梅……どうしたんだよ、こいつ……


何かやけに熱くねーか?


そっと小梅の額に手を置く……


「……っ……」


熱い……

こいつ、熱あんじゃん……


ったく……無理して遊園地なんか行くから倒れるんだよ。


「よいしょっと……」


ゆっくりと小梅を抱き上げる。


意識を失った小梅の顔を見るとやっぱり好きだと感じた。


つーか、前よりもさらにこいつのことが好きになってどうしようもない。