「ダメッ!敦くんはちゃんと学校行って!」


「けど……」


なんでそんなに必死になるんだ。



「家には誰もいないんだぜ?」


「大丈夫だよ。そんなにひどい風邪じゃないから。」


また紗江子はベッドに横になってしまった。


「じゃあ、約束できるか?風邪がひどくなったら電話できるって。」


「わかったよ。」


すっげー心配だったがしぶしぶ
学校に行くことにした