教室に入ると既に半数を越える生徒が教室内にいた。


(やべ、遅刻してたかな???(汗))


そんな風に思いながらも一応早急に席に座った。


自分の席は教室のちょうどど真ん中、
隣や前後の席の人は以前からの知り合いや友達と話している。


あいにく自分は小学校のこともあり、同じ小学校の人がいない中学へ進学したため
友達はおろか、知り合いと呼べる人すらいない。


周りを見て羨ましいなと思いつつ入学式の日程を確認していると、担任の先生と思わしき人物が教室に入ってきた。


担任の先生?の合図で一年生は体育館へと移動した。


入学式ははっきり言って物凄く退屈だった。



なぜ、来賓の方の祝辞なんてあるのだろう。


みんな大体同じような話をするだけではないか、なぜ校長ははじめからわかりきっていることばかり言うのだろう。



これでは飽きるのは当然だ!


ただ、そんな俺にも唯一の楽しみがあった、担任の紹介である!


先ほど教室でみた先生は女の先生でとても美人だったからその先生であればこの退屈な時間など惜しまない!



そんな気持ちであった。


そして俺が入った1組の担任は、あの美人教師であった。✨