「"安らぎ"と"平和"」
「え?」
男の子は更に言葉を続けた。
「石言葉が知りたかったんじゃないの?」
「石言葉?」
普段聞き慣れない言葉にきょとんとする私をそんなことも知らないのか、とでも言うような目で男の子は私を見つめた。
「一つ一つの宝石に与えられた象徴的な意味のこと。」
「ということは…?」
はぁと大きな溜息をつき、呆れる男の子。
「分かりやすく言えば花言葉の宝石バージョン。」
「成る程。」
やっと意味が分かった私だったけれど、表情を変えず淡々と話す男の子に少し違和感を覚えた。
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