ONE ANGEL FEATHER

次の日、レイはわたしの部屋にまた来た。

「ねぇ、マイちゃん?」

「なに?」

「俺な、はじめて誰かを守りたいっていう気持ちが分かった気がする」

「ん?そうなの?」

「うん。俺は自分を犠牲にしてでもマイちゃんを守る」

そんなコト言われたのは初めてだった。

「レイ?お願いがあるんだけど…」

「ずっとわたしの傍にいてね♪」

「あぁ…」

「ありがとう!」

「実は俺、マイちゃんに言わなきゃいけないことがあるんだ。」

「え?」

レイは突然わたしに近づいて耳元でそっと呟いた。

「昔、俺がどうして年を取らないか聞いただろ?それは…」