勢いよく階段を上がっていくと、3階につく頃には息が切れていた

階段をハァハァ息切れしながら昇りきると、ほとんど体に力は残っていなかった


荷物取りに行かないと…


そう考えると、私はふらつく足取りで教室へと向かった

ゆっくりと荷物を取りに教室の前まで来ると私は時計を見て時刻を確かめた

もうすぐ8時になる

ユミやアミには先に帰っておくよう言っていたので、もう残っていないはずだ

さすがに他の2人も残っているなんて事はないだろう

そう思って私はぐしゃぐしゃの顔のまま教室のドアを開けた