君を守るから




「僕が言うのも何だけど防犯対策緩くない?」


「星を悪い人だとは思ってないし、この家に大切なものなんてないわ」


「ふーん」


興味なさげにつぶやきながら、部屋の中にあるものを確認する。


「どれも借り物とかだし、別に興味ないの。

まぁ、星は守ってくれると信じてるわ。 じゃあ私は学校に行くから」


「本当にそれだけでいいの?
もっとここを荒らすな、とか。
傷つけるな、とか」


「電話さえ出なければなんでもいいの。
あと昨日の約束さえ守ってくれれば」


私はニコリと笑って、「じゃあ行ってきます」そう星に告げた。