「んっ…」 「あ、起きた?」 私は昨日の夜にある拾い物をした。 でかくて、血まみれで傷だらけの拾い物。 「おはよう、星」 まだ眠たそうに布団にくるまっている、星という男を拾った。 「おはよう…、日向(ひなた)」 ふにゃりと笑って、星は私の名前を呼んだ。 「早く、起きて。 説明しなくちゃダメなことがあるの」 「んー、なに?」 モゾモゾと大きい猫はあくびをしながら布団から出て来て、私が座っている椅子と迎え合わせにある椅子に座った。