載せて運ぶその言葉は
頼りなき未来
宛てなき夕日の誓い

誰もが望み手放す瞬間
染まる色は
忘れぬ約束の悲しみ

掬い上げるは
春の訪れ
彷徨える確かな答え

一輪の花見守る
照らし続けては
繰り返す想いも止まず



選び尽くされたモノたちは
力をなくし
あっけなく手放されることを
嘆くよう



描いた真っ青な空は
無邪気な心
目を逸らされた時代

霞みぼやけゆく虹
手を伸ばす君
追いかけた夢の続き

切なさの現れは
秋の名残
口ずさむ茜色の歌

何にも変えられぬ
何にも超えられぬ
光星の帯のまたたき