意を決した岸島は、 「局長に面会に行く」 と、やおら刀をひっ掴んだ。 すると。 「岸島さん一人に行かせるわけには参りません」 そういうと、徳田は芦名を呼びにやってから、 「われわれも参ります」 単身なら斬られるかも知れないが、三人がかりで行けば、よもや斬られることは少ないと踏んだのであろう。