偽りの愛

ピピピッピピピッ______

部屋中にめざましが鳴り響く。

私の嫌いな音。

「んぁーーーーーー!もー、うるさいなー」

低血圧な私は、朝はとっても機嫌が悪い。

「めざましなんか、消えちゃえ!!」

母)「ほらほら、なに目覚ましに怒ってんのよあんたが
毎朝、寝坊しないで起きられるのは誰のおかげ
ー?」
「めざましのおかげー????」

母)「そーでしょー あ、てか朝ごはん出来てるか早く
着替えるのよ」

「へーい」

はぁ。学校行くのめんどー

まーでも、今年は受験生だし受験さえ乗り越えれば、

あっという間に中学卒業。はやいなー3年間。

でも、それと同時に不安が襲ってくる。

だって__________________

あー!てか、自己紹介まだだった笑笑

私の名前は、「広瀬あおい」

中学3年生のLJC????

取り柄は、明るい!いつも笑顔!そんくらい笑笑

でも、気が短くてすぐ怒っちゃうの!私の悪いとこ

まー、こんな感じかな

あ、あとすっごく、Hai!Say!JUMPっていうアイドル

が大好きなの????

って感じで私の紹介は終わりね!

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「今日の天気は________」


ニュースを見ながら、ご飯を済ませ支度をし

学校に向かう。

あ)「いってきまーす」

母)「いってらー気をつけるのよー」

うっわー、今日もいい天気だなーー

私は、思いっきり背伸びをし空を見上げる。

空は、雲ひとつない快晴だ。私の心もこんなに綺麗だっ

たら良いのに。なんて思ってしまう私はどうかしてるの

だろうか。

そんな事を思っていると、後ろからひざかっくんをされ

た。驚いて後ろを振り向くと私の大切な人。

あ、いや。私の幼なじみが立っていた。

その私の幼なじみとは、

「山田そういち」私と同じ中学3年生。

そういちは、スポーツ抜群のバスケ部。

キャプテンとして、頑張っている。

そんな彼は、モテないはずがなく周りにはいつも女子が

いる。

心の中では嫌だと思ってしまうくせに素直に言えないの

は私が臆病者だから。

でも、私にそんな事言う権利はないと思う。

だって、あいつにとって私は、たかが幼なじみで。

それ以上でもそれ以下でもないんだから。

まーみんなも、もう気づいてるとは思うけど

私は、あいつに10年間片思いしてる。

会う度に、胸が苦しくなって切なくなっている。


あいつだけ、どんどんどん大人になっていくみたいで。

私だけ取り残されてるみたいで。

私がまだ子供だから、あなたは振り向いてくれないか

な?それとも、私が幼なじみだから?

もし、幼なじみという存在じゃなかった

ちょっとは私のこと見てくれてた?

もう、分からない。あなたの気持ちも。自分の気持ちも

分からない。

そ)「おい、なにぼーっとしてんだよ!」

あ)「あ、ごめん。つい考え事しててさ」

そ)「ん。行こーぜ」

そして、2人肩を並べてまだ薄暗い並木道を歩いてる。

周りから見たら、カップルにみえるのかもしれない。

そー、見られてたら嬉しいな。なんて思ってしまう私は

本当に臆病者だな。自分で思って悲しくなる。

でも、しょうがないじゃん。私には勇気がないんだもん

今の関係を崩したくないんだもん。