愛されたくて


お兄さんは私をソファーに座らせて
小さい冷蔵庫を開いて

「何か飲む?お酒もあるけど。」

私に聞いてきた。

「あやのお酒がいー♡」

「お!一緒に飲むか!
どれがいい?」

そお言ってお兄さんは
手招きしてきた
私はかけより
いくつかある中のお酒を手に取った
ビールがまだ飲めなくて
チュー杯二本を選んだ。

「カンパーイ!」

と二人で勢いよく缶をぶつけあったので
ちょっとこぼれて
私達はお互いの手元を見て
笑った。

私はカバンから煙草を取り出し
テーブルの上にあるライターに
手を伸ばし火をつけた。

「あやのちゃん吸ってるんだ!
俺もいい?」

「うん!どうぞ?」
とライターに火をつけて
お兄さんがくわえている煙草の先に
近ずけた。

お兄さんは
吸い込み煙を吹いてから

「あやのちゃんっていい子で
可愛いなあまじ。彼女になって?」

と見つめてきた。