「では柳川さん、試しに今云ってみましょうか?」 霊子が促した。 「別れましょ!」「もう、お終いにしたほうがお互いのためよ!!」 この袋、ただモノじゃない!アイカはコトバが強い意思をもって、口から出て行く感覚を感じて少し驚いた。 「もしもし、私だけど・・・」 アイカは、さっそくその日の晩に巾着を左手に握りながら、恋人の海野カズオへ電話をした。 「君か。どうしたの?、会うのは、確かあさってだったよね?」 「カズオさん、わたしちょっと大事な話があるの!」 「何?大事って?」