「ぐぬぬ…風邪ひくだなんて…
昨日調子のってパフェの後、アイス3つも食べたからだ…」
ピンポーン
「おい。ドア開けっぱなしにしてんじゃねぇよ、馬鹿。」
「馬鹿に馬鹿って言われたくないよ…」
「んだと！？
…って、お前まじで風邪引いてんだな、馬鹿かよ」
「…うううう…どうせ私は馬鹿だよ…」
「な、なんだよ。風邪だからって弱ってんじゃねぇよ…いつもみたいに暴言吐いてこいよ…ったく！」
「ひっ！つめたい！」
「そりゃ、冷えピタだからな。」
「…冷えピタ。買ってきてくれたの…？」
「おう。他にもゼリーとか薬とか色々。」
「…一人暮らしだから何もなくて。
君が来てくれて…よかった…」
「な、ななななななに言ってんだよ！
急に素直になるんじゃねぇよ！！！」
「…へへ。いつもこんなの恥ずかしくて言えないから…今日だけ…」
「…馬鹿野郎、じっと寝てろ。」
「うん…」
