屋上の扉が開く音がした


誰かが入ってきたのだ

え?こんな時間に人?



「誰だ…?」

「え…?」



同じ学校にこんな人いた?

彼はそれ以上何も言わずに、無言で私の前を通りすぎた

そして、手紙をもったまま切なそうに空を眺めていた


これが、彼との出会いだった。