__チュンチュン


ん…朝か……


まだ重いまぶたをこすりながらベットに手をつき、体を起こした。

二階にある部屋を出て、洗面所がある一階へと階段を下りる。



「結衣、おはよう。」


そう言って優しく微笑んでくれたのは、私のお父さん。


「おはよう~…」


爽やかにあいさつしたパパとは反対に、私は眠さを抑えきれないかのように返した。