重い空気に耐えられなくて
思いっ切りブランコを漕ぐ


隣にいた櫻井くんは私の突然の行動に一瞬驚いていたけど、しばらくして一緒になって漕ぎ出した


それでどっちが高い所まで漕げるか競い合ったりして


こんなに笑ったのは何時ぶりだろう

そう思う程に、久し振りにはしゃいだ



「はぁー、楽しいっ」


一通り漕いで、最後はジャンプして降りる

櫻井くんが止めるけど、聞こえなーい