自己中王女と気弱な紳士



そう言うと稜登は、一度何かを言おうとしてやめた
代わりに小さくため息をついて黙った


二人の間に沈黙が流れる


何これ、気まず…



「何か言いたい事あるんなら言って?
溜め込まれるの一番腹立つ」



沈黙を破ったのは私



自分にとっては長いと感じる二年も
周りから見れば、たかが二年


それでもここまで強く自分の気持ちを言えるのは


相手が稜登だから