自己中王女と気弱な紳士



「…何してるの?」


扉を開けたと同時に目に入って来たのは
ベッドの上で、アルバムを開いている姉

ここ私の部屋なんですけど。


「おー、おかえりー」

「あ、うん。ただいま」


姉は短気だから
怒らせない様に気を遣う。


「何見てるの、?」

「お前の小学生時代のアルバム」

「え、」


私の小学生時代は、私にとって黒歴史

触れて欲しくない話題の一つ


それも、私を見れば解るはずなのに
あくまで、この状況を楽しんでる姉。