あの空の向こうで







『こんな母親
 でごめんね…』






「そう言ったんだ」













おふくろは
悪くない…。



俺が食わないの
知ってて
飯作って
くれてた。


いつも俺の心配
をしてくれていた…。













俺のがいけないのに…。

























俺はおふくろに
抱きついた。






















「ごめ…んな…
 こんな
 親不孝者の
 息子で…。


 あんなひどい事
 言って…。
 ごめんな…」
























おふくろから
離れ、

警察の
ところへ向かった。