「おふ…くろ…?」 顔には、 白い布のような 物がかかっていた。 何で かかってるんだ? 何で こんなもの…。 でも、 これは俺が 望んでいた事。 「―お前なんて…。死ねばいいんだ…―」 俺が 望んでいた事―。 ―ポタ。 俺の目から 何かがたれた。 違う…。 俺はそんな事…。 望んでなんか いなかったんだ…。 あの時はつい 言っちゃっただけ なんだ…。 でも、もう 遅いんだ…。