あの空の向こうで

「嘘だ…」


「俺は、この耳
 で、聞いたんだ…」


「ありえねぇ…
 あの人…」



「俺、親父
 が、可哀想で、
 許せない…」















っと、その時―。




「和樹!
 ここにいたのか!?」


先公が立っていた。




「なんだ…」


「大変だ…。落ち付いて
 聞けよ…」










































「……………―――――――――!?」