私が教員をする前のほんの少しの時間ですが、こんなアカデミックな世界にいて、本気で博物館や史料館の研究員になろうとしていた時期もありました。
この作品は、そのころのことを懐かしく思い出しながら書かせてもらいました……。
実は、この作品は他サイトで行われたコンテストに参加したもので、当初は1万字程度の作品でした。それを、また他のコンテストに参加するために、3万字以上の大幅な加筆と修正を行いました。(どちらのコンテストにも、落選しましたが…)
そして、こちらのサイトで公開するにあたり、前回時思いつきながら書き切れなかったエピソードを足し、もう少し物語を膨らませて、ほぼ倍の分量の4万字程度の加筆をしています。
この物語は、二人の想いが通じ合うところで終わりとしましたが、書いている途中に二人の未来にまで妄想が広がり、二人の愛が深まる場面も書いてみたいなぁ…と思ったりもしています。
続編の執筆は、まだいつになるか分かりませんが、お目にかかる機会があれば、また読んでいただければ嬉しいです(*^^*)
ちなみに、短編の「彼がメガネを外したら…。〜恋のはじまり〜」は、この作品の前日譚で、絵里花が史明に恋する瞬間を書いた物語です。是非、併せてお楽しみください。
また、本作品に登場する「古庄親子」は、「恋はしょうがない。Side Story②」に登場しています。興味のある方は是非併せて読んでみてください(「Side Story②」を楽しむためには、「恋はしょうがない。」シリーズを初めからお読みになることをおススメします。← 宣伝です^^)
それでは、この作品解説も最後までお読みくださり、ありがとうございました。
また皆さまとご縁がありますことを、楽しみにしています。
皆実 景葉



