時間はあっという間にすぎ、 家の前に着いてしまった。 「ここだから、わざわざありがとうございました!」 「おう。また明日な。」 手を振って坂野くんの姿が見えなくなった頃、私は自分の部屋に入った。 「はぁー…。緊張したぁ…。」 以外といい人だったな。 緊張はするけど居心地もいいし…。 ドキドキ。 なんだろ…入学式で最初見かけた時みたいな…。 苦しい。