―もっと、刺激的な恋を。―

越後浪人です。
今回は実際に羽越本線の観光列車『きらきらうえつ』で新潟県村上市勝木地区まで遠出したときの旅ノートを元に幾分かの変更を加えて書きました。
何故、シフォンケーキが作中に出てくるかといえば、私自身が焼くこともあるからです。
書き始めたのも勝木に飛び立つ前後だったりします。
行きの列車内で難航しながらキャンドル作りを申し込み、『交流の館 八幡』にて実際に作ってみたのですが、海を切り取ってきたような仕上がりになりましたので、作中でもスパイスとして用いました。
羽越線の桑川～越後寒川間の『笹川流れ』は『きらきらうえつ』のアナウンスでも紹介される名所です。そのあたりからは粟島も望めますよ。
ここでおすすめのお菓子を1つ。雪室抹茶のドーナツは甘さ控えめで紅茶にも合います。
沿線の名物でもある村上茶は北限のお茶で、渋味が少なく甘みがあります。