｢あかーーーーん!!｣

…!!!びっくったぁ〜!!

｢は？なにがあかんの!?｣

きょとんとした顔であたし─愛結─を見てる結羽｡
…ぶぶっ!!おもろい顔っ

｢え？愛結?ｺｺどこ!?｣
｢学校｡｣
｢菜緒ﾁｬﾝと大西は?｣

なにゆーてんのやろ､この子…

｢菜緒ﾁｬﾝやったら､門の前に凪沙ﾁｬﾝとおるやん｣


｢…なぁんや!｣

また､びびるわっ!!

｢なにが？｣
｢あ､いや､こっちの話｣

なんやねんっ！
人をさんざん驚かしといて


結羽と言う人物は行動が読めない…
さっきも､歩きながら寝てたみたいやし｡


そう思いつつ､教室に入る｡
｢うわっ…一限目ｶﾗ体育やん…｣
｢どんまいっ!｣

ﾊﾞﾝｯと背中を叩かれた｡
ちょうどその時永村が入って来た｡

｢愛結〜?ちょっとえぇかぁ?｣

…はぁ…また､呼び出しや…

｢はい?｣

あたしが行こうとした時､
｢愛結!!行ったらｱｶﾝ…ｯ!!｣｢は?｣
｢夢が現実に〜!!｣
｢だ…大丈夫!?｣

何でも信じる､菜緒ﾁｬﾝがあたふたしてる｡

｢菜緒ﾁｬﾝ〜｡ちょっと聞いてくれる〜?｣

また､結羽は菜緒ﾁｬﾝに頼って…
まぁ､菜緒ﾁｬﾝも天然やけどえぇ人やし｡
あ､永村に呼ばれてたんやった