「ゴメンなさい。」






今ので、20人目。

「はぁ〜…。」

ため息まで出てきた。
うち─紗姫─は、校舎裏の誰も来なさそうなトコロに呼び出された。
で、案の定告白された。
しかも、今回はしつこかった。


「──…紗姫!?」


不意に何処からか声がした。

もしかして…

「凪沙チャン!?いつからおったん?」
「ゴメンなさいってトコロ?」

はいぃいいぃい!?
そんな時カラおったん!?
知らんだわぁ…。





少し、凪沙チャンと話してたら、いきなり叫びだした。
なんか、メロンパンがどうとか。