君がいなくなって

「真由ちゃん?」

総一さんは慌てて車を停めた。

「ご…ごめんなさい」

何とか吐かなくて済んだけど。

気持ち悪い…

おまけに目の前…

真っ暗。

何、これ?



遠くで総一さんの声が聞こえるんだけど。

ダメ、目が開かない。