6月下旬。
私は彼の誕生日を知った。
なんと、過ぎていた。6月6日だった。
ある程度仲良くなっていたので、
「遅いけど誕プレ、いる?」
とLINEで聞いたら
悪いよ〜と言いながらも
「ちょうだい。楽しみにしてる。」
と言ってくれた。
そして1週間後、誕プレを渡した。
すっっごくドキドキして、
これは恋だ、と認めてしまったのだ。
夏休みに入った。
夏休みのはじめの頃、好きな人の話になった
「好きな人は、元○○組で漢字○字だよ」
なんと、当てはまっていた。
素直な私は、彼に当てはまるヒントを言った
結局誰とは言わない流れになったが、
少しばかり、両思いであると思ってしまったところがある。
今思えば大馬鹿で、その時が1番楽しかったかもしれない。
夏休みの終わり、彼が私にお土産を買ってきてくれた。
クッキーだった。
すっごい美味しくて、今でも思い出せる。
そんなこんなで、夏休みは終わった。

