―孤独な少女が見つけた居場所―

《仁side》
今日は早く家に帰って来た



未来の誕生日パーティーの飾り付けをするため







家に帰ると電気がついていた

おかしいな...
いつもこの時間は誰もいないはずなのに

不思議に思ってリビングのドアを開けると

未来がなにをするでもなく、ただ机に向かって座っていた




俺は未来の身体に何かあったのかと思い駆け寄る

おでこに手を当て熱を測りながら聞いた
「未来?具合でも悪いのか?」

熱はないようだった