もうここに入ってからずいぶんたった気がする...

でもカバンは教室だから時間を確認する術はなく、あくまで予想




「いつまでこのままなんだろ...」




仁は助けに来てくれないのかな


もう辛い


”もう誰も助けに来てくれないんだ”
”一生出られないかもしれない”

こんなマイナスな考えが頭を支配する









だんだんと眠くなってきた















いっそこのまま死ねたらいいのに...


全ての辛いことから逃げるように私は目を閉じた