―孤独な少女が見つけた居場所―

目を開けたら知らない部屋
身体を起こして、キョロキョロと周りを見る

「保健室?」
あれ?確か私、倒れて...

その後どうなったんだっけ?

そんなことを考えてると、左手が温もりに包まれてることに気がついた

驚いて左を見る

そこには私の手を握り、ベットに顔をふせて寝ている男の子が

「...三上くん?」

小さな声でその男の子の名前を呼ぶ
すると眠っている男の子、三上くんが目を覚ました