小学5年生になって、お母さんが再婚した。

お母さんの務める病院のトップだった。
まあいわゆる、院長って立場の人?

よく知らないけど。




家賃5万くらいのアパートから1億以上の一戸建てに引越し。


家の中にエレベーターがあって、各階にはバスルームとトイレが3つか2つあって。

鏡が異常に多かった。
確か、1階に42枚 2階に37枚 3階は…何枚だっけ?



朝は7時40分に起きてのんびり準備したって学校までは徒歩2分もかからない。

朝が苦手な私にとってはあの家は有難い位置にあった。






3ヶ月しか住まなかったけど、それだけで充分な退屈すぎる広い家だった。






転校して2ヶ月経った頃、あの学校の友達に連絡すると「誰ですか?」って言葉。

3ヶ月ってこーゆう事なのかな。