まあ当然小学2年生のばかな私は浮かれてた。
時間は戻る、時間が解決する、時間が経てばみんな忘れる、よく聞くセリフ並べて逃げた。
明日になれば友達のみんなは「冗談だよ」って笑いかけてくれる
明日になれば家にはお父さんとお母さんがいる
明日になればお兄ちゃんとお姉ちゃんが「おかえり」って言ってくれる
明日になればお父さんは仕事をしてる
サプライズでプレゼントでもくれるんだろう
早く明日にならないかな
早く明日にならないかな
"私は幸せなんだから、早く明日になればまた"
そんな考えは確か1週間で無くなったはず。
人間の幸せは意外と壊れやすくて、永遠なんてない事、嫌でも時間は過ぎる事、同じ日常が毎日同じように過ぎる事、その全ての幸せがわかった。
そんな小学2年生だった。
