小学2年生のある日から、たくさんいた大好きな友達からいじめられた。
その友達の家のドアに指を挟んで緊急手術&入院した。
もちろん、事故だった。
入院中は担任の先生とお父さんがお見舞いに来た。お母さんが来た覚えはない。
退院したら親が離婚してた。
すぐお母さんから聞かされた事といえば、
お父さんは仕事なんかしてなかったとか
私が幼稚園に入った頃からパチンコ三昧だとか。
よく思い出してみれば毎週火曜日にはお母さんがお父さんに紙切れ渡してたっけって、その紙切れにはたしか着物着たおじいちゃんがいたなって。
中学生になって紙切れのその人が諭吉って呼ばれてる事知って。
中高生にすごく好かれてる事を知った。
学校に行けば机の中には溢れた手紙と封筒。
中身を開けば「死ね」「きもい」って言葉も溢れてた。
お姉ちゃんお兄ちゃんは「離婚はお前のせいだ」って。
全てが崩壊した3日間だった。
