ワタシがキミを少しずつ意識するようになったのは


キミがワタシより少し目線が高くなったとき。



「もうはるちゃんったらワタシよりも身長高くなっちゃって!」


「ははっ!俺、雪のこと見下げるくらい高くなるぜ?」



気付いたらワタシが好きだった高い声は少し低くなっていた。