「さっきの友達?」

「友達っていうか..同じクラスの子?」


「そっか」




たっちゃんがムスッとしている

妬いてくれてるのが分かる


申し訳ないけど、可愛くて仕方ない


「たっちゃん?」

「..なに」



キュン


「好きっ!」

私は運転している彼の頬をつねる



「いてっ。なんなの、ほんと」

そう言いながらも嬉しそうな彼


私は改めて愛されていると実感する