「..なーんてな!」

「ふぇ?」


「俺腹減った!優梨ご飯もう出来る?」


「うっ、うん!」



たっちゃんはキッチンに向かう

何、今の..

私何か失敗したかな..



確実にキスをされると思っていたから恥ずかしい


いや、今のはその流れだったよね

何でたっちゃんは途中でやめちゃったんだろう



私は明日からの生活の不安よりも、自分に魅力がないのかという不安の方が大きくなっていた