「いいじゃない、大好きな竜也と一緒にいれるのよ?ほら、あなた達、初めて別々の学校に通うのよ?きっとすれ違いで不安も生まれると思うわ?」
ママ..
「これは私達からの卒業祝い!まさかあんた達が喧嘩したり別れたりするなんて思えないからね!もちろん食費とかはちゃんと振り込むし、実家も電車で1時間もすれば帰ってこれるんだから!」
待って、そんなに離れてたの?
来る途中寝てたから知らなかった..
「ゆぅ、一緒に暮らしてみない?母さん達が言う通り、初めてゆぅと離れる時間が多くなるから、俺は正直不安だし寂しいよ」
「たっちゃんっ..」
ボワッと顔が赤くなる
「青春だなぁ..」
りょくんがボソッと言う
なんだかんだで反対しないりょくんは、私達のことを応援してくれているみたい
「うん..私もたっちゃんと一緒にいたい」