「た、た、た、たっちゃんっ」
「た、が多いんですけど」
たっちゃんはクスクス笑っている
抱き締められることは今までにも何度もあったはずなのに、付き合い初めてからでは、それまでの抱き締めるとは意味が違って、本当に緊張するんだ
「おいっ!!」
幸せに浸っていると、声の持ち主が私とたっちゃんを引き離す
それはもちろん言うまでもなく
「え、なんでお兄がいんの?」
「俺の前で優梨とイチャイチャすんじゃねぇ!」
そう、りょくん
ちなみにたっちゃんは、りょくんのことをお兄と呼ぶ
それは私が彼を名前で呼ぶから
りょくんはどうしてもお兄ちゃんと呼ばせたくて、でも私が呼ぶ、りょくんという呼び名も好きで捨てがたいらしい(笑)

