最低男子






もちろん、陸は私の隣。

陵は美那の横。





2人は陸がいるからかまだ、マシだったけど…イチャイチャしてた。



相変わらず、らぶらぶ。

陸にも見習って欲しいけど、わかってる。




陸はこういうのが好きじゃないって…


だから、今も…

私たち本当に恋人?っていうくらい冷めている。






そんな時に

「陸さんは紗菜の事好きなんですか?」


との質問。




容赦なく聞く陵。

質問を受けた陸は私の顔を見て笑った。






『何それ』



2人も大爆笑だった。




『嫌いでも、そういう時は好きって言うんだよ』

「…みたいっす」




って、

超適当の陸。