最低男子






久しぶりにラブラブな夜になった。




イチャイチャしたまま眠りについた。

やっぱり、ラブラブが1番だね。








最高な気分で寝たのに、悪阻の吐き気で起床。

最悪な起床だった。





すぐ、トイレに行って吐き気と戦う私。




正直、辛いけど…全ては陸のため。

頑張ろう。





トイレの中でそう誓った。





『おはよう、陸』

「大丈夫?」

『今日もバイト休む。』

「うん、そうして」







お昼過ぎに、店長に電話をして事情を話した。



妊娠している事。

それに、安定期に入るまでは休みたい。



それと、お腹が大きくなったら辞めたい事もついでに話した。






『陸が行ったら話しといて』

「実は俺が父親ですって?」

『そう』






店長は私と陸が付き合ってることを知らないらしい。




ただ、言ってないから知らないと思う。



知ってたら、

え?何で?と、聞いてしまいそう。


シェアハウスで一緒だったから、仲良しだとしか思ってないと思う。




店長の反応が楽しみ。

ある意味、笑えるかも…






「でも、今日バイト休みだから明日な」

『休みなの?じゃ、早く帰ってくる?』

「何もない限り6時かな」





やった!

一緒にいられる。





と、思ってたら…トレーニングを休んでくれて1日一緒にいられた。





なんで、

休んでくれたかというと…「病院行くぞ」。





はい、そういう事です。

車を出してくれて、一緒に病院に行った。